バイノーラル・ビート・ジャパン
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「音の正体」でお伝えしたとおり、音とは限定された範囲の振動です。
人間にとっては、20Hz～20000Hz程度が聞き取れる範囲です。
で、タイトルの話になるわけですが、一体全体、脳が音を出すなんてことがありえるのか！？
答えは、下↓の通り。
答え ： 音は出していません。
「なんだよ、つまんない」とか言わず、もうちょっと付き合ってください。
脳は電気信号を出しているのは、知っていますよね？
いわゆる、「脳波」というやつです。
これを、音に変換した強者がいるのです。
一人目。
トロント大学 リオニド・カユモフ（Leonid Kayumov）教授です。
リオニド・カユモフ教授によると、コンピューター処理で脳波を音に変換した「脳波音楽」を聞くと、不眠症の人も短時間で眠ることができるそうです！
脳波を音にして、不眠症患者に聞かせるなんて、どうやったら思いつくんでしょう？
更に、二人目は、実験・電子音楽家のデヴィッド・ローゼンブーム（David Rosenboom）という方です。
この人は、瞑想状態の脳波、覚醒している時の脳波を元に音楽を作ったり、ピアノと脳波で二重奏をさせたりして、しまいにはCDまでだしちゃってます。
しかも、トロントのヨーク大学、バッファローのニューヨーク州立大学、ミルズ大学で教鞭をとっていたそうです。
世の中、半端ない人もいるものですね。
何にせよ、脳に大きな影響を与えるのは、バイノーラル・ビートだけではないということもよくわかりました。
私も、もっと勉強しなきゃダメですね。
